整数と小数(int・float)
Pythonで数字を扱うとき、見た目は同じ「3」でも、コンピュータの中では2つの異なる種類(データ型)として扱われます。この使い分けが、正確なプログラムを作る第一歩です。
1. 整数(int型):小数点のない数
1, 100, -50 など、小数点のない数です。個数・回数・HP など「正確に数える」場面で使います。
print(10)
print(-5)
print(type(10)) # 型を確認する
▶ 出力結果
10 -5 <class 'int'>
2. 小数(float型):小数点のある数
3.14, -0.5, 2.0 など、小数点のある数です。体重・気温・割引率など「細かく測る」場面で使います。
print(3.14)
print(2.0)
print(type(3.14)) # 型を確認する
▶ 出力結果
3.14 2.0 <class 'float'>
3. 整数どうしの割り算は自動的に小数になる
Pythonでは、割り算(/)の結果は必ずfloat(小数)になります。
print(10 / 2) # 割り切れる場合も小数
print(7 / 2) # 割り切れない場合
▶ 出力結果
5.0 3.5
【注意】0.1 + 0.2 が 0.3 にならない!?
驚くかもしれませんが、コンピュータの世界では以下の現象が起きます。
print(0.1 + 0.2)
▶ 出力結果
0.30000000000000004
これはコンピュータが数字を「2進数」で扱っているために起きる避けられない現象です。精密な金額計算などには小数をそのまま使わないのが現場の鉄則です。
