エラーが出たときの対処法
エラーは「失敗」ではなく、コンピュータによる「正確に動かすためのヒント」です。プロも毎日エラーを出します。大切なのは、メッセージの「どこを読むか」を知ることです。
1. トレースバック(足跡)の読み方
エラーが出ると大量の英語が表示されますが、見るべきポイントは2つだけです。
- どこで? (File “…”, line X):この数字の行に問題があります。
- 何が? (一番最後の行):エラーの名前と理由が書いてあります。
2. よく遭遇する3つのエラーと解決法
● SyntaxError(文法ミス)
カッコやクォーテーションの閉じ忘れが原因です。
# ❌ エラーの例(クォーテーションが閉じていない)
print("Hello)
▶ エラー出力
SyntaxError: EOL while scanning string literal
# ⭕ 修正後
print("Hello")
▶ 出力結果
Hello
● NameError(タイピングミス)
存在しない名前(スペルミス)を使った時に発生します。
# ❌ エラーの例(printをpruntとタイプミス)
prunt("Hello")
▶ エラー出力
NameError: name 'prunt' is not defined
● IndentationError(字下げミス)
行の先頭に無駄なスペースがある時。Pythonは「見た目の美しさ」に厳しい言語です。
# ❌ エラーの例(先頭に余分なスペース)
print("Hello")
▶ エラー出力
IndentationError: unexpected indent
3. 解決の近道「コピペ検索」
エラーの最後の1行をコピーしてGoogle検索しましょう。世界中の誰かが同じ問題を解決しています。この「調べる力」こそが、エンジニアとしての本当の実力です。
